建設業のイメージとして最も有名なもののひとつに、「建設業は休日が少ない」という話を聞いたことがある人は多いでしょう。
実際に、他業種と比べて年間休日数が少ない企業が存在することも事実です。
それは給排水設備業も同様です。
しかし、その背景には単なる慣習ではなく、建設業ならではの仕事の特徴があります。
今回は、時代背景と共に振り返り、現在はどうなっているのかをお伝えします。
天候に左右される
建設業は、人々の生活を支える建物や道路、橋、設備などを造る重要な仕事です。
一方で、工期や天候に左右される特殊な業界でもあり、そのことが休日の少なさにつながってきました。
給排水設備工事も同様で、悪天候が続き建物ができないと工事が進まない、ということはよくあります。
そうなると、工期が足りなくなるため、土曜日も工事をすることが発生します。
その慣習から、土曜日も通常営業となるケースが多いというわけです。
工場生産とは違う「一品もの」の仕事
建設工事は工場で製品を大量生産する仕事とは異なり、一つひとつがオーダーメイドです。
建物の立地や規模、周辺環境は現場ごとに異なり、同じ工事は二つとしてありません。そのため、計画通りに進まないことも多くあります。
また、建設現場にはさまざまな専門職が関わります。
基礎工事、鉄骨工事、設備工事、内装工事など、多くの業者、多くのプロが順番に作業を進めることで一つの建物が完成します。
そのため、一つの工程が遅れると次の工程にも影響が及びます。限られた工期の中で全体を調整する必要があるため、休日出勤によって工程を維持してきた現場も少なくありませんでした。
「早く造る」が最優先の時代だった
現在の建設業の働き方には、日本の高度経済成長期の影響が色濃く残っています。
戦後の復興や経済発展に伴い、住宅やビル、道路などの建設需要が急増しました。当時は人手も豊富で、「できるだけ早く完成させること」が重要視されていました。
その結果、土曜日の勤務や長時間労働が当たり前となり、「建設業は忙しいもの」という価値観が業界全体に根付いていったのです。
令和になり、建設業は変わり始めている
ここまでは悪い歴史を振り返ってしまいましたが、
近年、建設業界では働き方改革が急速に進んでいます。
背景にあるのは、人手不足と高齢化です。若い世代に選ばれる業界になるためには、給与だけでなく休日や働きやすさの改善が欠かせません。
そのため、週休二日制の導入や年間休日の増加に取り組む企業が増えています。また、時間外労働の上限規制が適用されたことも大きな転換点となりました。
また、建設業界ではICT施工やドローン測量、3Dモデルの活用など、さまざまな技術革新が進んでいます。
これまで人手と時間をかけていた作業を効率化することで、工期短縮や残業削減が可能になっています。
給排水設備工事でも、技術の進化の影響を多く受けています。
工事を効率よく進めることで、残業を減らし、休日を増やすことができます。
弊社でも、土曜日をシフト制にし、休みの確保に努めています。
業界全体の動きも追い風となり、昨年の土曜日は7割ほど休日を作れました。
まとめ:休日は増えている!長く働ける会社を選ぼう
建設業の休日が少なかった背景には、天候に左右される仕事の特性や、高度経済成長期から続く業界文化がありました。しかし現在は、働き方改革や技術革新によって状況は大きく変わりつつあります。
「建設業=休みが少ない」というイメージは、少しずつ過去のものになり始めています。社会を支える重要な仕事だからこそ、働く人がしっかり休める環境づくりが求められており、業界全体が新しい時代へ向かって歩み始めています。
弊社では、社員が長く安心して働ける環境づくりを大切にし、今後も休日制度や働き方の改善に取り組んでまいります。
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